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アンティークレース専門店「フィルデポック」はこちらから メールマガジンで新着アイテムお知らせします。 Instagramram fil d'époque アンティークレース: 16世紀から20世紀の美しく繊細な手仕事 アンティークレースへの深い愛情と知識が伝わるコレクター必須の美しい本 Antique Lace: Identifying Types and Techniques アンティークレース入門者に最適な系統的な解説本 Lace: A History 記事ランキング
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La Dentelle d'Alençon, une manne touristique アランソンレースを紹介したニュースビデオユネスコ世界遺産に認定されたときのもの。 Musée des Beaux Arts et de la Dentelle à Alençon ノルマンディの観光局の美術館紹介ビデオ 30秒あたりからレースです。 華やかなアランソンレース、モチーフのバリエーションをみるだけでも楽しいビデオ。 作り方はこちらが詳しくておすすめ。 video : アランソンレース #
by lilietriri
| 2014-03-01 20:26
| 参考video
16世紀ヨーロッパ、文化、芸術の中心はイタリアでした。
1533年、フランスの第2王子、のちのアンリ2世と結婚したカトリーヌ・ド・メディシスによって、イタリアの多くの文化がフランスへもたらされたと言われています。レースもそのひとつ。 それまで、フランスでは手づかみで料理を食べていたと言うのですから、フォークやナイフ、美しいテーブルセッティングに、フランス人はものすごいカルチャーショックを受けたことでしょう。ソースで味を付けた繊細な料理、マカロンなどの上品な焼き菓子もカトリーヌが持ち込んだもの。 ファッションにおいてはレースを始め、日傘、グローブ、ファンなどの小物、スカートを膨らませるスタイルも。 カトリーヌ・ド・メディシスがもたらした洗練されたイタリア文化は、フランス人の羨望の的となり、王族、貴族はこぞってイタリアに新しいものを求めました。 文化や芸術だけでなく、アンリ2世亡き後、カトリーヌ・ド・メディシスは政治にも関わって行くのですが‥詳しくはWikiを。 wikipedia カトリーヌ・ド・メディシス フランス王国側はカトリーヌのことを「銀行家の娘なんて家柄にふさわしくない」と思っていたことに対し、カトリーヌはフランスを「野蛮な文化のない、ど田舎」と思っていたようで‥(実際には判りませんが) そんな関係が文化や政治を動かしていたなんて、人に感情があるのは当たり前とはいえ、ちょっと面白いですね。 カトリーヌ・ド・メディシスについていろいろ調べていると、ラファイエット夫人が書いた17世紀末の小説『クレーヴの奥方』にたどり着きました。1961年ジャン・コクトーが脚本を書き映画化。 テーマは不倫恋愛なのですけれど、当時のイタリア様式やスペイン様式のドレス、舞踏会やテニスなどの宮廷文化が再現されていて興味深いです。 LA PRINCESSE DE CLEVES(1961) でも、私、顔と登場人物が覚えられなくて、難しかったです‥ 今、途中で挫折中。笑 #
by lilietriri
| 2014-02-23 06:04
| アンティークレース全般
アンティークレースを知るために、はじめの1冊はこちら。
Antique Lace: Identifying Types and Techniques (Schiffer Book for Collectors) amazonにリンクしています これほど体系的にアンティークレースについて解説された本は、他にはないと思います。 もちろん他にもアンティークレースに関する素晴らしい本はありますが、種類やテクニック、歴史や時代などについて、分かりやすく整理されているという点で、おすすめの1冊です。 こちらが目次。 大きく、ニードルポイントレース、ボビンレース、刺繍や編みレースなどその他に分けられています。 サブタイトルに Identifying Types and Techniques とある通り、アンティークレースの識別を目的としています。 レースの種類は? テクニックは? 時代は? 作られた場所は? アンティークレースにまつわるお話を知る、というより、レースを見て「何レースで、いつの時代のもので、どこで作られたもの」と判るようになりたい方向け。 解説、写真も豊富です。拡大写真、グランド(ネット)の拡大図式もあって、大変役立ちます。 驚くべきは多くが20年単位で時代を特定していること。これは仔細な研究と膨大な実際のレースに触れることを必要とします。 著者Heather Toomerさんと面識のある方と、著者についてお話ししたことがあるのですが、幅広い知識と全てのレースに対する深い愛情をお持ちの方だそう。 華やかなレースばかりでなく、歴史的に価値のあるレース(見た目地味でも‥)全てに関心があり、広いジャンルのレースを収集し、研究されているそうです。 つまり、レースを識別するための豊富なバックグランドをお持ちの方が、各レース、年代毎に特徴的なレースを的確に提示してくれているということです。 価値ある情報が詰め込まれ、まとめられた、内容の濃い1冊だとと思います。 「英語は苦手で〜」という方にも、写真とキャプションだけでもものすごく役立ちます。私もネット翻訳を片手に読んだりしますし。。このボリュームでお手ごろなお値段も嬉しい。(ほとんどのアンティークレース本はお高いので‥) ものすごい、全力でおすすめしてしまいましたが。。 アンティークレース好きさんに、よい出会いとなれば嬉しいです。 #
by lilietriri
| 2014-02-07 20:55
| アンティークレース全般
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