Link
アンティークレース専門店「フィルデポック」はこちらから メールマガジンで新着アイテムお知らせします。 Instagramram fil d'époque アンティークレース: 16世紀から20世紀の美しく繊細な手仕事 アンティークレースへの深い愛情と知識が伝わるコレクター必須の美しい本 Antique Lace: Identifying Types and Techniques アンティークレース入門者に最適な系統的な解説本 Lace: A History 記事ランキング
最新の記事
カテゴリ
検索
タグ
外部リンク
フォロー中のブログ
その他のジャンル
画像一覧
|
アンティークレースに関する文章を読むようになって、まず疑問に思ったのが
「レースの名前が何を指しているか」 レースの名前にはよく地名がついています。 「アランソン」「アルジャンタン」「ポワン ド ヴニーズ」「シャンティ」「ル・ピュイ」‥ しかし、レースの名前は産地を指していうものではなく、テクニックによる分類です。 例えばシャンティレースは、パリ近郊の街シャンティで生まれたレースですが、バイユーやカンなどノルマンディー地方で作られるようになって、洗練を極めました。 ポワン ド ヴニーズ(ヴェネチアン ニードルポイントレース)然り、フランスやベルギーで作られたものも「ポワンド ヴニーズ」に違いないのです。 ただ、生産地によって呼ぶ人もいるので、注意。 ブロカントなどで「これはル・ピュイ レースよ。とても上質なものよ。」と言った場合、「ル・ピュイで作られたレース」という意味合いで言っている事が多いです。 「ル・ピュイ」もボビンレースのひとつで、ル・ピュイ以外の場所でも作られます。 同じテクニックで作られたものがル・ピュイなのだけれど、ル・ピュイの街ではたくさんのメカニックレースが作られていて、シートにもよく「ル・ピュイ」と記載されています。それを指して「ル・ピュイ レース」と呼んでいるのです。 ピュイ、ピュイ言ってますが。。 * point * レースはテクニックにより分類されている。生産地ではない。 同じテクニックのレースでも、産地によって特徴があります。レースの勉強が進むと、レースを見て「これは**レースで**年代のもの、生産地は**」と判るようになるのです!すごい! 私‥は勉強中です。
by lilietriri
| 2012-10-16 17:33
| アンティークレース全般
|
ファン申請 |
||