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ニードルポイントレースといえば、ポワン・ド・ヴニーズやポワン・ド・ガーズ、アランソンやアルジャンタン‥
私が先生と仰ぐレースやさんのマダムに「日本人のニードルポイントレース好きは、日本には古くから刺繍という伝統があるからではないかしら?」と言われました。 そうかも知れない。 ニードルポイントレースの始まりは、刺繍なのです。 もう一度、ルシアンレース資料館さんの系統図を見てみましょう。 **ニードルポイントレース系統図 最初が刺繍。 そのあと、15世紀から16世紀にかけて、ポワン・クペ、ドロンワーク、カットワーク。 布に刺繍を施し、糸を抜き、レース状の美しさを追求し始めたのです。 (ポワン・クペ、ドロンワーク、カットワークはネットのイメージ検索で見ると判りやすいです。) フランス語ですが、素晴らしいブログを書かれている方がいらっしゃいますので、そちらを参照。 お写真だけでも参考になります。 ** dentelle et papillon : Naissance de la dentelle à l'aiguille こうして、レティチェラ、プント・イン・アリアが生まれました。 正確にはレティチェラは刺繍で、レースには含まれないらしい。1620年頃始まったプント・イン・アリアが初のニードル・ポイント・レースということになるそうです。 Dentelles à l'aiguille : (Première série) DMC 布の糸目に沿って、もしくは斜めに刺繍するレティチェラでは、幾何学模様しか出来なかったのですね。 プント・イン・アリアは布をなくす事で、自由なモチーフを描く事ができるようになりました。 繊細なレティチェラも、美しい模様を描くプント・イン・アリアも好きです。 どうしてもレース状にしたい!という情熱を感じてしまうのです。 ** 参考に ウィキペディア : ニードルポイントレース ルシアンレース資料館 : ニードルポイントレース
by lilietriri
| 2012-10-25 18:02
| ニードルポイントレース
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